XYZ これで終わりって酒だ。
2008年 02月 01日
そういえば飲んだ事ないなって。
Barなんかで最後に頼むお酒とよくいわれてるけど、頼んだ事ないぞ。頼んでみたい!
っていうのを友達の焼酎居酒屋で話してまして、勿論焼酎居酒屋にはないんでBar雪花菜さんにいって聞いてみるとします。
なんでまたXYZかというと松田優作主演の「野獣死すべし」、ここのワンシーンからインスパイアされて・・・。
有名な数分間まばたきをしないで長いセリフをしゃべるという列車のシーンなんですけども。
このシーンが怖いのなんのってそりゃ目を手で覆いその隙間からちらちら観るほどにドッキドキさ。
そんなシーンはこんなです。
列車で向かいの席の柏木刑事(室田日出男 )に銃口を向けながら、アメリカの童話「リップバーン・ウィンクル」をゆっくり語り聞かせる伊達邦彦(松田優作)。
狩りに行ったリップバーン・ウィンクルは山でコビトに出会い、美味しい酒をご馳走になるんですが、呑み過ぎて寝てしまい、起きたら20年の時が過ぎていたというわけ。
銃口を向けられた柏木刑事。
柏木刑事「リップバーン・ウィンクル・・・コビトになんていう・・・
酒を貰ったんだ・・・おっ・・・俺も飲んでみたいなぁ・・・。
伊達邦彦「覚えてます。ラム、コァントロー・・・それに・・・
レモンジュースを少々。シェイクするんです。わかりますか?」
柏木刑事「・・・エックス・・・ワイ・・・ゼット・・・」
伊達邦彦「そぉ…これで終わり・・って酒だ!!!」
引金を引く伊達。
このシーン。
かなりインパクトあります。怖いです。ちびります。迫真の演技。
そんなことが頭から離れず、一度はXYZを飲まないといけませんねという事になったわけです。